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階段模型

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

先日、住宅ビジネスフェアで作成していただいた階段模型。

一つは、踏面210mm・蹴上210mm。

もう一つは、踏面250mm・蹴上180mm。

勾配にすると、それぞれ約45°と約35.8°。

数字で見ると約10°の違いですが、実際に模型で比べると、見た目にも体感にも大きな差があります。

ちなみに45°の角度は、スキー場でいえば上級者向けの急斜面に近い角度です。

登山であれば、場所によっては手を使いたくなるような傾斜です。

階段は、特に降りる時の安全性がとても重要です。

住宅内の階段事故では、「踏み外し」や「すべり」が重大事故につながりやすいとされています。

踏み外しを防ぐためには、踏面の奥行きを確保すること、足元が見えやすい照明計画にすること。

すべりを防ぐためには、すべり止めを設置すること。

また、手すりは転倒・転落時に身体を支えるための重要な対策です。

特に降りる時は、利き手側で身体を支えられるかどうかも重要です。

もちろん、すべての住宅で階段に十分な面積を確保できるわけではありません。

敷地条件、建物の大きさ、間取り、コストなど、さまざまな制約があります。

だからこそ、階段を緩やかにできない場合でも、照明、手すり、すべり止めなど、他の対策を組み合わせてリスクを下げていくことが大切です。

大切なのは、条件の中でどのように安全性を高めるかを考えることだと思います。

また、勾配が急な階段は、昇りにくさだけでなく、降りる時の怖さにもつながります。リスクを減らすためにも踏面227.5mmは確保してもらえると良いですね。

階段は、毎日使う場所です。

だからこそ、若い時の使いやすさだけでなく、年齢を重ねた時、子どもが使う時、体調が悪い時まで考えて設計することが大切だと感じています。



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